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よく分かる1.4最序盤環境






電池さん効果によりブログPVがとんでもない事になってるこの頃。ブログを始めてから3カ月、記事の方向性も固まって来たのでこれからも頑張ります。




さて、1.4導入から約1週間が経ち明日はDOBが更新される。そこで現段階での環境について考えてみよう。



まずは各々のSRユニットについて。



・《破壊神シヴァ》


やはりヤケクソに強かった全体ダメージ。こいつでBP2000やBP3000の小物を片付けつつ後続の【蠅魔王剣】に繋げるのが主流。「珍獣」系統で使用される第2効果も強力。ドヤ顔している《ユグドラシル》を一瞬で存在しなかった事にできる。

主な採用先は赤絡みと「珍獣」系統、なんだかんだで今verSRの中では1番採用先が広い。





・《天帝インドラ》


現段階では「黄単」以外への投入はあまり見かけないが、その「黄単」の流行で猛威を振るってるカード。コンボシナジーなどの関係でこれに関しては単体だけでは説明しにくい。後述の「黄単」の項目で詳しく説明しよう。





・《創造神機ブラフマー


強いか強くないかで聞かれればこいつもかなり強かった。カードレビューの際多数派の意見を無視して弱カード扱いしてたけどそんな事なかったわ〜

ただし、その導入前の「ブラフマーヤベぇ」という意見の多さに反して現段階ではそれ程数がいない。単純に「黄単」がアホみたいに増殖してるからってのもあるんだけど、それ以上にこいつを1番活かせる構築が生まれてないのが大きいだろう。

主な採用先は「青単ハンデス」。詳しい話はまた後述。





・《統制者ヴィシュヌ


緑絡みなら出てきてもおかしくないが結局こいつも「黄単」が多いせいで活躍できていない印象。「黄単」を見るなら《ユグドラシル》で良い、というのもあるが...

主な採用先は「緑単」と「青緑」。





次は環境に顔を出している各種アーキタイプを見ていこう。





1.「黄単」系統




現環境を語るには絶対に欠かせないアーキタイプ。実態は従来の「黄単メガバウンス」に《パールヴァティー》《天帝インドラ》を組み入れて、かつその2枚とのコンボシナジーを強くさせたデッキ。製作者はINA氏。


とにかく《パールヴァティー》による相手の盤面の行動権をコントロールすることに長けていて、《ウィルス・費》で寝かせたユニットにこいつの第2効果、もしくは《ヘブンズリリー》を当てて永眠させる。

パールヴァティー》は《ミューズ》と並び後攻1Tの初手として今ver筆頭。《ミューズ》との差はその性質上《ライブオンステージ》起動が容易であり、本人の肉体も3コスの基準を満たすBP6000ということ。

長らく輝き続けた大先輩の《カイム》を差し置くまでかは分からないが黄色3コス枠として大活躍。0pt入りは確実だろう。


そして《天帝インドラ》であるが、何よりも2コス以下全破壊のため横に並んだ相手の盤面を粉々にする。そして《ゴールドクラウン》に繋げれば《ユグドラシル》《エンジェルビルダー》など縦に大きい壁を一時的に無力化、大量得点を可能とさせる。

《ゴールドクラウン》自体も《パールヴァティー》や《ヘブンズリリー》との相性が良い。


他にも当然の如く投入される《戦神・毘沙門》により盤面の初期化が可能、「投合タックスギミック」こそ採用してないものの《大天使ガブリエル》によるテンポアドの高さなど、数えあげればキリがないほど強い要素が散りばめられてる。



とにもかくにも行動権絡みの押し付けが異常であるため、緑絡みの中速デッキは《土下座》の採用が必須レベルとなった。


今季はこれがBデッキで運用可能だったのが今回の大量増殖の原因の大きなところである。来季の各種パーツの順位が上がる事は明白。今季の構成をそのまま運用しようとするとC構築を余儀なくされる。恐らくCデッキでも平気で出てくるんだろうけど。





2.「ハンデス」系統〜「ブラフマーハンデス」のテンプレは何か




1.3EX2時エラッタ以降その頭角を伸ばしてきた「青緑盗賊ハンデス」は《怪盗ZERO》を新戦力としさらなる躍進を遂げている。

他の盗賊達にはない《怪盗ZERO》の長所としては「相手の手札が無くてもハンデス可能」という事が上げられるだろう。そして第2効果の1ディス2ドローも忘れてはいけない。「フェアに行こう」って言いつつ自分は1:2交換、本当に義賊なのかな?




一方エラッタ以降虫の息であった「ディナー型ハンデス」は《創造神機ブラフマー》を新戦力に迎え逆襲の構えを見せている。


しかし従来の「ディナー型ハンデス」に近い構築をしているものもあれば「ミュウハンデス」に近い挙動をするデッキ、「青緑盗賊ハンデス」に組み込まれているようなデッキなどがあり、多種多様な構築を見かける。全体を通してテンプレートに近い構築は生まれていないと言える。

この事情を鑑みて本項ではブラフマーを取り入れた「ハンデス」系統を「ブラフマーハンデス」と呼称することにする。



一番多いのは「ブラフマー型ディナーハンデス」なのでこの系統について解説しよう。


まず構築に関してだが殆ど「ディナー型ハンデス」に近い構築を取っている事が多い。ただし《ポイズンディナー》エラッタの影響のためか、その枚数を2枚に減らした構築も見かける。

挙動としては従来の立ち回りプラス更地に近い状態からブラフマーで各種システムユニットを釣ってPIGシナジーでアドを取ると表現すれば分かりやすいだろう。ブラフマーを早期に叩く、もしくは蒼炎などのユニットと併用するために《ライブオンステージ》と合わせて使用される事も多い。



新ver導入前に多くの話題の中心であったためにかなりの出没率を見せたブラフマーだが、それでも「黄単」や後述の「珍獣」系統程の数は見かけなかった。(J2帯で実際にプレイしたり、全リプやTwitterで得られた情報から導いた結論だからQ帯以上でどうなっていたのかは知らん)


その主な理由としては以下の3点が上げられるだろう。

あまりにも特殊な挙動をするユニットなので各々のエージェントがこいつを取り入れた構築を作るのに困難したから。

5体並びかつそのうちの3〜4体が2コス以下ユニットであるため、同じく新verのSRであるシヴァとインドラに脆い盤面になるから。

上述の通り「黄単」が増殖したため、本質的に黄色に弱い青にとっては向かい風な環境となっていたから。


あくまでも予想だから間違ってたらすまんな。


とにかく明らかに新しいかつインパクトのあるカードだからどのようなテンプレが出来上がるのか、そしてどのようなメタゲームを展開するのか、非常に楽しみである。





3.「猿珍獣」




《破壊少女シヴァ》は基本的に赤絡みならどこからでも飛んできたが、特に多く見かけたのは「猿珍獣」への投入であった。

《ブラッドハウンド》の枠にすっぽり入ったシヴァ以外は従来の「猿珍獣」と殆ど構築は変わっていない。解説も昔の記事と同じようになるし、もはや書くべき事もないよね。結局ハンデスされようとインドラに吹き飛ばされようと減らないものは減らないんだなって程度。





4.「アリアンロッド珍獣」



J2帯では1回も当たらなかったのだが、頂上・ランリプを見る限り最上位帯だとこのアーキタイプも一定数いたらしい。


ターミナルで得た情報での予想の範囲だから胸を張って言えないのだが、導入直後から現れていたのは「獣軸アリアンロッド珍獣」。環境が徐々に明らかになるにつれ増えたのが《グラインドビードル》《純情ヴァルゴ》などを採用した「アリアンロッド珍獣」。

後者の方は先日Twitterでちゃみ氏が公開した画像がテンプレなのだろうか。


恐らく導入直後にブラフマーを採用した「青単」へ有利を付けたいがために増加したアーキタイプだが、性質上《ミューズ》や《ユグドラシル》の影響を殆ど受けないのでかなり高度なメタゲームを展開できる。「タッチミューズ」が自然になった事も大きいだろう。






1、2、3がJ帯を総括して言えるトップメタのTier1。4に関しては見ただけの情報だから何とも言えない。私にとってQ帯以上は未知数に溢れた環境なんだ、ごめんよ。



その他には「巨人」「侍」「赤単」「緑単」もTier2として見かけるが割愛。明日のDOB更新と合わせて考察するかも。





環境最序盤に関してはこれくらいかな。










ここから下は余談。ただの近況報告みたいなものだからスルーしてくれて構わない。





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やっと100000APに到達した。来季中にはJ1に昇格できそう。


まあ相変わらず「海洋tミューズ」のBデッキを使ってるんだけどまさか2シーズンでここまでこれるとは思ってもいなかった。特に1.4が導入されてからは明らかに「黄単」と「青緑盗賊ハンデス」がゲロくなってて最初はなす術なく殺されてたんだけど、ジョーカーをライズに換装してからはある程度まともに戦えてた。


今の環境だと「海洋」のジョーカーはライズの方が良さげ。リソース管理を丁寧にやる必要が出てくるんだけど、逆に言えば今まで3枚回収に甘えてたんだなって痛感してる。良い発見。




新ver導入で目新しくなった環境もめちゃくちゃ面白いし、取り敢えず明日のDOB更新でオリボ爆発が起こらないようにして欲しいかな。




1pt〜2ptカードの枚数を増やす調整は当然やってるよね????






簡単に済ませたけど、では