よく分かるver1.4新カード(青・緑編)
さて、続きといこうか。
青編
《蛮勇のキャンサー》D
3CP 機械 5/6/7
【赤】は4000焼きだから何かしらできそうではあるが【緑】は論外。3コスにやらせる仕事ではない。
活かすには種族としての運用が主だろうが、それなら【黄】が欲しかったところ。
《空色のコルフェ》B
3CP 精霊 5/6/7
基本的にどんなデッキでもトリガーは使用するので第1効果が腐る事はないだろう。「海洋」ミラーだとこいつが絶対的な存在感を発揮するはずだ。
第2効果はハデス。第1効果が腐る要素は皆無なので第2効果が腐ることもない。相手のトリガー発動を躊躇わせる事ができる。
これが3CP6000だったら完全に犯罪だったが生憎5000。強いカードではあるが評価は控え目に。
《オルトロス》C
3CP 魔導士 5/6/7
偶数ターンに出さなければならない、もしくは偶数ターンまで生かさないといけないって制約に対してBP的な人権がなさすぎる。
普通にやれば発動するターンは早くても4T。大魔導士がこっちを見ている。
《サイボーグ死兵》D
CP1 戦士 3/4/5
こいつが活躍する場面が想像できない。《ブラックブラン》や《アムネシア》よりも汎用性がない。困ったらツクヨミで良いのは真理。取り敢えず無理。
《刺撃のスコーピオ》D
CP3 忍者 3/2/1
【赤】はこいつ自身に殴りに行く能力がないので無理。種族として考えた場合も《密偵》は他のカードに合わせた方が良いはずだ。【黄】はそれに比べれば全然強い効果ではあるがやはり汎用性に欠ける。
《宿怨のプロメテウス》D+
2CP 神 5/6/7
《ウィルス・黙》を特殊召喚するカード。「黄単」から飛び出してくる先攻1Tカンナへの回答になりうるが、如何せんランダムで運要素が入る。他の場面にしても効果発動の遅さを考えればツクヨミ撃てば良いって結論になるよね。
《イシュタル》B+
CP3 不死 6/5/4
《ウィルス・成》を特殊召喚するカード。1回Lv2にしてしまえば様々な破壊方法がある「青」にとってはかなり有能。即効性には欠けるが新弾の《空色のコルフェ》、従来の《マッドシスター》との相性が良い。
最終的にはハデスに繋げれば良いが、種族が不死なので「バンシーからのアクセスが散る」点には注意。
《創造神機ブラフマー》?
CP6 神 6/7/8
書いてる事は強そうに見えなくもないけどポセイドンと同じ匂いがする。
いやまあ毘沙門の返しにこいつが出てきたら犯罪だよね。毘沙門連打されるだろうけど。
更地にされた返しや自分の盤面が弱い時にこいつを出せると強いのは確かなんだが...
追記:個人的見解として強いと感じなかったためにDと評価したが、多くのエージェントがこれを強いと評価していることを鑑みて暫定的に「評価不能」とする。これで強かったら次回の記事で謝罪会見をします。(7月20日)
緑編
《グリーンアント》B+
2CP 昆虫 5/6/7
昆虫ユーザーの皆さんお待たせしました。PR以外では久しぶりに追加された昆虫カード。その能力はPIGで《ミノタンク》第2効果発動。強いでしょ。
書いてある文章を単体で見るとA評価だが、昆虫の現在の辛い立場を考えるとB+が妥当だろう。
《RONIN》C+
2CP 侍 5/6/7
奇数ターンにBP9000の【貫通】持ちとかいうふざけたユニットになる緑版IZO。
強いのだが「侍」という精鋭が集まるアーキタイプに枠があるのかは疑問。こいつを採用するための形を作るなら活かしようがある。オリボ次第でもあるが奇数ターンしか働かない《ゴリデス》として「緑単」に採用しても良いだろう。先攻ゲーはできる。
天敵はやはり《ユグドラシル》。何も出来なくなる。
《圧殺のタウロス》D+
3CP 悪魔 5/6/7
【赤】は《グラウンド・ヘヴィ》そのもの。バウンスが連打される現環境で4ptの効果が使われるかって話。
【青】も強いっちゃ強いけど各種シーフで良い気がしてならない。《見習いシーフ》よりBPは高いが4000と5000の差はあまりないのが現状。ポイント次第なところ。
《純情ヴァルゴ》A+
CP3 巨人 6/7/8
ふざけた格好のクセに効果が強すぎて笑えない。
まず【赤】が相手のユニットに【防御禁止】付与。先攻2Tにこいつが出せれば1点確定。しかも自身の場に3コス6000が立つってやってることが意味不明なんだけど。
【黄】に関しては「黄緑」に入れれば完全に全盛期《カイム》そのもの。しかも種族が巨人なので《エンジェルビルダー》を立てれば加護戦線が構築可能。意味不明。
「赤緑」や「黄緑」の中速デッキが環境に舞い戻ってくるだろう事が予想できる超パワーカード。重ね重ねだが意味不明である。
《ラミア》B
2CP 亜竜 5/6/7
《ウィルス・力》を特殊召喚するカード。
こいつを先攻1Tに出せば次のターン自動的にBP7000のユニットが殴りに行ける。意味不明。
ただでさえBPが高い「竜・亜竜」デッキにとんでもない高BP戦線を作り上げる事を可能とさせる。
しかし盤面に干渉できるものではないので評価は控え目。強いのは確かなんだけどね......
《怪盗ZERO》A+
4CP 盗賊 6/7/8
第2効果も相当強い。アタック時1ディス2ドローってどう考えてもアドの塊。「青緑盗賊」じゃなくても緑絡みなら使えるアドバンテージカードと言えるだろう。
しかも意味不明なのがこいつのBP。《エリートシーフ》のBPを考えてみよう。おかしいでしょ。しかも【固着】まで付いてる謎仕様。
アドの塊である本カード、《純情ヴァルゴ》と並ぶ強カードだろう。
余談だが見習い→エリートから怪盗ZEROに進化をしたわけではないらしい。
《キュベレー》D
3CP 神 5/6/7
《ウィルス・攻》を特殊召喚するカード。アタック時「基本BP+1000」は強いしターン開始時自軍1体に【貫通】付与も強い。しかし「緑3CP」は《ミューズ》の壁が高すぎる。《純情ヴァルゴ》とかいうヤバいカードも出てきた以上こいつが生き残れる要素は皆無。
せめて6/6/6になってから出直してくれ〜〜〜
《統制者ヴィシュヌ》A
5CP 戦士 7/8/9
4枚目の【秩序の盾】持ちカード。同時に盾持ちでは初めての女の子じゃないカード。女の子にイラストを変更してください。
第1効果は相手の全ユニットの基本BPを-2000するというもの。第2効果はアタックした相手のユニットの基本BPを-1000。
珍獣対策カードとして見た場合まずLv2までの1CPサーチャーが即死する。そして第2効果で相手のLv3の1CPサーチャーとLv1のマコが殴れなくなる。方法は違うが《ユグドラシル》と方向性は同じ。向こうとは違い盾持ちなので「バクダルチェイン」や「ブブレイニー」に怯える必要はない。
相手を縦に小さくさせかつ横にも小さくさせやすいので、必然的にこちらが殴りやすい状況を作ることが可能。自軍を縦に大きくさせる《軍神アテナ》とはやり方が違うがやってることはほぼ同じ。【貫通】付与はないがユニットなので横にさらに広がるという点で差別化もしっかりされている。
緑のエースとしてアテナと並ぶポテンシャルが十分にある注目の1枚。
次は「トリガー・インセプ編」です。いつ更新できるかは分からないけど。
ではまた後ほど。