よく分かるCOJP

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近況・COJブログ・現環境などまとめて増刊号






  いろいろ訳あって(後述)前回のDOB更新についての記事を書けず、そのまま2週間近くが経過した。

  まあDOB更新以外にも記事の主題になりそうな案件はあったんだよね。個人的な話とかwikiの活性化とか承認欲求とか第3回アルカナカップ選抜とか最近の環境とか。でも遅筆だから中々更新できずに今日に至っている。



  なので、今回の記事はそれらを全部ひっくるめて自分の考えを簡単に書こうかなって感じ。ふざけたことにDOB更新が9月までないらしくて、このままほっとくと1カ月更新がされないっていう由々しき事態になりそうだし。


  内容は日記みたいだったり感想みたいだったりいろいろごちゃ混ぜだけど気にしないで欲しい。








1.近況






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  7月30日にJ1昇格しました。


  5月の初頭にJ2昇格だったから期間としては3カ月かな?2カ月近くルーパーやってた事を考えれば8月前に到達できたのは行幸と言えよう。

  使用デッキは前回の記事の通り相変わらず「海洋tミューズ」。オリボ更新日に《アクアランサー》でBデッキにしたものを用いてその日の昼頃に昇格。その後昇格に浮かれてのほほんとしてたら更新記事を書くのを忘れてたってのがオチ。


  1カ月通して使い続けた「海洋tミューズ」だが、正直このデッキを握ってなかったら未だにJ2だったかもしれない。それくらい自分に合ったデッキだったと言える。


  ここまで言うと「それなら今も海洋使ってるんだよね?」って話になるのだが、残念ながらJ1昇格と同時にリストラが決まっていた。理由は単純で環境についていけないから。



  その辺りの「海洋」の事情はQ4のヤリザさんが先日ブログで書いていて、



  今の「海洋」の置かれた状況が細かく説明されている。

  で、この記事に乗っかる形にはなるのだが、結局のところ他の色がアホみたいに全体除去を持つようになっているのに対して「海洋」は全体除去と言えるものがないってのも一因なんだよね。

  赤とか黄色が小さなユニットをバンバン殺していく一方でこっちは基本的に死壊石や挑発を経由しないと除去できない。ヴォジャ起爆なんてことそうそうやらせてくれるはずもないし、大リーナの任意指定単体破壊も強いっちゃ強いけどシヴァやインドラの方がお手軽かつ広範囲。イシュタルを採用して除去する数を増やすって方法も取れるんだけど、イシュタルがバンシーのサーチ圏内に入ってしまうのが難点。それなら「テレス死壊石」系の方が強いのではってのが僕の考え。バンシー→ハデスの流れを大事にしたい。


  ブラフマーで呼んで来るユニットにろくなものがいない、こっちのユニットがシヴァやインドラで次々殺される、先攻初手パール・後攻初手パールどっちも無理=「黄単」系が無理って事情は全てヤリザさんが説明しているから省略。


  とにかくこういう事情で海洋はリストラ。こんなメタの中でJ1オーバーの猛者達に勝てる自信はない。当世風のイザナミ軸にしろって話でもあるんだけど回せる気が...



  そうなるとまた勝てるデッキを見つけるまでJ1〜J2ルーパーするかと思われたが(昇格する度に長期間ルーパーしてたから)、意外にも今日までで12000APを盛ることに成功した。


  いやまあやっぱり1週間ほどルーパーやってたんだけどね、脱却するのがいつもより早かっただけ。


  その理由は多分「ブログを書くために環境についてより深く考察していたから」なのだろう。それによって今のトップメタに合ったデッキを考えられたのかなーって感じ(だったら何でJ2の時に2カ月もルーパーしてたのか?理由は簡単、アホなデッキで遊んでいたから)。


  で、この「ブログを自分で書くことによって環境への理解が促進された」って部分が重要で次の項目に繋がる要素。前書きと言ってもいいこの項目が長くなって申し訳ない。







2.誰のために何のためにブログを書くのか





  まあ古い話だしあまり偉そうな事は書けないんだけど、






  これらの記事を読んだ時、1人のブロガーとして考えさせられるものがあった。


  「承認欲求」について。次に自分が何を書きたいのか、誰に向けて記事を書きたいのか、何のために書きたいのか。そして「初心者向け記事」について。



  「承認欲求」については言わなくても分かるだろう。自分から言うべきことではないが、ブログを書いている以上認められたいってのは正直なところ。昔「1.3EX2環境総括」みたいな記事をGN電池さんに拡散された時、その後アクセス数が急増した時は素直に嬉しかったよ。

  一方でそれと同時に「大勢に読まれる以上しっかりとした記事を書かなきゃいけない」って強迫観念に捕らわれたのも事実。


  結局「承認欲求」が引き起こす物ってそういう事なんじゃないのかな?認められたいならそれ相応の事をしなければならないし、認められたならそれで課せられるだろう期待に応えなきゃいけない。



  で、ここで問題になるのは「誰に認められたいのか」って話で、突き詰めれば前述の「何を書きたいのか、誰に向けて書きたいのか、何のために書きたいのか」ということ。


  「何を書きたいのか」ってのは人それぞれだしそれこそCOJあんてなを巡回すればおおよそ分かるだろう。大別すれば日記に近いもの、DOB更新記事のような攻略記事になるのだろうか。ここからさらに「誰に向けて書きたいのか」に繋がるように思える。

  自身を例に取って考えてみよう。僕は「攻略記事」を書きたい。そして自身と同じランク帯及びその付近にいるエージェント達に向けて記事を書いている。だから環境考察の記事なんかは僕自身が経験した事、つまり今まではJ2帯を中心にして書いてて、それを補完させるために頂上・ランリプを利用することが多い。

  だがやはり昇格した事で身をもって知った事でもあるが、J1帯とJ2帯それぞれでのメタの回り方は全然違う。それゆえにとてもじゃないが自分より上のランク帯にいるエージェント達に届く環境考察の記事を書けてはいなかったのだろう。『書き手の能力を超えた記事を書くことはできない』。当面はJ1〜J2帯向けの記事になりそうである。


  「何のために書きたいのか」。「承認欲求」は当たり前の理由としても、僕はもう1つ付け加えたい。これが前述の「ブログを書くために環境についてより深く考察した」ってのと関連付けられるものだ。

  単純に良い記事を書きたいから環境について深く考察するということは、ブログを書くことを通して環境への理解が深まりやすいってことだろう。だから身も蓋もない話で話であるが、環境を理解するためにブログ利用しているって面があるんだよね。

  それなら他のブログを読んで理解しろって話でもあるんだけど、実際のところ「自分の中から文字にしつつ考える」のと「他人の文字を読みつつ考える」のは全然違う。「抽象的なまま終わる」か「具体的になって終わる」かって言った方が分かりやすいだろうか。これはあくまでも経験から得た話だから伝わらないかもしれない。







3.初心者向け記事





  僕がブログを書き始めた時の話だが、初心者向け記事を書こうとした時が何回かあった。しかし1回もUPされてないことから察して欲しいが結果はいずれも失敗に終わった。

 何故失敗に終わったか。その理由は単純明快。「低ランク帯の環境が分からないから」だった。如何せんJ帯上位にいる身分だからどうしても記事がトップを見た記事になってしまう。そのため僕が「初心者向け記事」を書いても専門用語だらけになって初心者が気軽に読める記事を書くのは難しくなる。

  だから「初心者向け記事」を書くには初心者の目線に立てる事が一番大事になってくる。そうした意味で、文章の取っつき易さや毎日更新を行っていた音代さんの「無理のないCOJ」は偉大だったのだろう。事実、僕も彼のブログを読んで育った「音代チルドレン」だったから。J1帯になって彼と同じランク帯になった今でも音代さんへの感謝は忘れていない。

  僕に彼のような気軽さと分かりやすさを兼ね備えたブログを書く能力があれば、僕も今すぐに初心者向け記事を発信してCOJ全体の人口を増やしたい。しかしそれは不可能。


  確かに書こうと思えば「どういうデッキがオススメで、それを作るためにどのパックを買えば良いか、そしてそのデッキをどう動かせば良いか」ってくらいは書ける。リアルで3回ほど初心者を育成した時にこんな事を教えてた経験があるから。

  だが同時にそれが「初心者のデッキ選択幅を狭くさせてる」ように思えてどうしても筆が進まなくなるんだよね。そして一番ダメなところは「初心者にCOJの面白さを伝えられない」って事だと思う。


  初心者の目線に立ってコンテンツを展開できて、かつCOJの面白さを伝えられること。

  多分これらを満たしてないと初心者がうんうん頷ける「初心者向け記事」にはならないと思う。だから僕は書く事を断念した。







4.COJwikiの現状





  そうなると他に初心者に向けたコンテンツの発信の場としてCOJwikiの存在が上げられる。これについても既にwiki編集者と思われる人が今の状況やこれからの打開策をブログで発信している。



  で、この記事を読んだ後ベルゼのコメント欄を見たんだよね。びっくりしたよ。




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  ベルゼのコメント欄を見よう、住民がキモいよって悲鳴を受け取って出張してみたらこれだよ。カードに使用制限をかけろ?気持ち悪い。「お前はどこの世界線でCOJをやってるんだい?」って言いたくなるコメントもちらほらあるけどこれは極めつけでしょ。「攻略のために活用されるべきwikiに攻略を諦めたコメントが湧いている」のが今のCOJwikiの現状。動画勢様のコメントも大概だけどそれに比肩するくらいこっちもひどい。

  いやまあベルゼへのヘイトは分かるよ?今のシヴァベルゼの択クソだなって思うし。自分がS帯の頃(丁度1年くらい前)、アザゼルとベルゼが徒党を組んでこっちのヒトミデメテルを壊滅させてくるのを泣きそうに見ていたよ。でもそれはわざわざwikiのコメント欄に書くことではないでしょ?そのフラストレーションは「ベルゼをどう対策するか」に活かされるべきなんだよ。しかし現実には多くのwiki民がそのフラストレーションをコメントに悪口を書くことで発散させている。


  現在ブログ界隈での攻略記事が活性化されている事を考えれば、COJwikiに住み着いているのは恐らく初心者〜中級者あたりの層なのだろう。その住民が攻略を諦めている。COJwikiの改善案などは上のリンクでも語られているが、熱意ある初心者のためにも取り敢えずこうした攻略を諦めてる勢を排除しないといけないだろう。カード毎のコメント欄を削除するなどして。



  僕はwiki編集をやるつもりが一切ないからあまり偉そうな事は言えない。しかしどう見ても今のCOJwikiは初心者向けとは言いがたい。もしこのような攻略を諦めたコメントを投稿しているwiki民がこのブログを見てるなら、君達がただの害悪になってる事を自覚して欲しい。これから始める初心者が君達のコメントを見てマイナスはあってもプラスはない。







5.イベント15th-リミテッド&第3回アルカナカップ選抜展望





  話がいきなり変わるけど許してくれ。別々の記事にしても良かったんだけどね。




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  まあ来週から始まるイベントについて。今回のレギュレーションや付随する要素はちょっと複雑だよね。

  まずデッキのDOBがA以上なのが条件、かつデッキに4ptカードを入れることが禁止される。そして☆250以上かつ勝率50%以上の成績を修めたエージェントが各地方で行われるアルカナカップ店舗予選への抽選権利を貰えるというもの。


  抽選権利って...参加資格じゃないのかよ...みたいなツッコミは置いておこう。各々のエージェントはどうこのレギュレーションと向き合えば良いのか考えてみよう。



  まず大前提として2pt以上のカード群でAデッキを作らなければならない。40ptをかき集めるのには単純計算で2ptカードを20枚投入する必要がある。実際には1ptカードも入れる事になるだろうから、どうしてもデッキ全体を見たときのポイントが付いてるカードの総数は多くなってくる。


  さて、これを踏まえた上で現在のユニット2ptカードの総数を見てみよう。

  赤29  黄31  青31  緑27

  誤差はあれど各色30枚前後、ドロートリガー系も14枚。ここから20枚を捻出していく事自体はなんとかなるだろう。

  だがやはりこれらを使って既存のTier1Tier2デッキをAデッキに拡張させると当然構築が歪む。今までなら2コス5000枠や3コス6000枠を4ptカードに差し換える事でB構築、さらに拡張させる事でA構築を可能にしていた。しかし上述の通り最低20枚をポイントが付いたカードに差し換えなければならない。既存のCデッキBデッキ達のコンセプトを踏襲したデッキを作るのは限りなく難しいだろう。



  その難しさを嫌うなら、選択肢としては20枚以上がポイント付いてるカードでもそれほど構築が歪まない「種族デッキ」が残る。具体的には「機械」「戦士」「巨人」「昆虫」「精霊」「四聖獣」「竜・亜竜」など。逆に構築不可能なのは「悪魔」のような主力が0ptに固まってる種族。「侍」は無理をすれば構築可能だが現実的とは言いがたい。

  この中で飛び抜けて構築が容易なのは「戦士」「機械」「昆虫」「四聖獣」だろうか。「戦士」「機械」は大抵のユニットにポイントが付いてるため適当に入れていくだけでA構築。「昆虫」も種族ユニット・トリガー27枚入れて30pt。「四聖獣」に至っては根幹の15枚だけで30pt取れる。


  構築の容易さを考えればイベント開始直後は恐らくこのような「種族デッキ」が環境を占めるんじゃないかなぁ。既存のTier1だと「ハンデス」系をA構築にして持ち込んで来るエージェントもいそうではあるが、少なくとも「珍獣」系統は存在しない世界線。最序盤は種族間によるジャンケンゲーが展開されるだろう。



  ちなみに僕は知り合いにカードを確保してもらうつもりで今回のイベントには参加しない予定。予選を突破できても、本選のために東京に行く時間の余裕と金の余裕がない。早くQラン到達しないと...







6.最近の環境等雑感



  まあ大方の部分は前回の記事で語ってたんだけど、本当にどこからでもシヴァが飛んでくるよね。巷では「虹色ユニット」「歩くチェインフレイム」なんて呼ばれてるらしい。しかも「ハンデス」系からも平気で飛んでくる事を考えれば《蝿魔王ベルゼブブ》や《ミューズ》よりも虹色と言えるだろう。

  こいつのせいで暫く環境にいなかった「OC特化四色珍獣」があっさり復権。《ケロルド・ハンゾウ》や《ブラッドハウンド》の枠にシヴァがすっぽり納まった感じで、普通に出てきて普通にクソゲーされる。なので現環境には「猿珍獣」「アリアンロッド珍獣」「OC特化四色珍獣」といった3つの「珍獣」系が顔を出している事になる。ひぇぇぇぇ......



  あと【エレメント】系が思ってたより強いって判明した。具体的には「赤緑」系で《蛮勇のキャンサー》、「青緑」系で《相克のジェミニ》、「黄緑」系で《奮迅のレオ》がよく出てくるカードと言える。こいつら普通にポイントが高い上、各効果のシナジーもかなり強い。
  
  しかも3コスっていう比較的軽いユニットだからタッチ採用が無理なく可能。Sデッキの「黄単tレオ」だったり、Twitterにレシピが載せられて以降かなり増えた「赤緑tキャンサー」なんかはタッチ採用の良い例。



  その「黄単」系Sデッキなのだが、《ダークプリースト》《選ばれし者》《神札再生》により立ち回りの幅が従来のSデッキより遥かに広い。《選ばれし者》で「Sデッキにするために積んだゴミカード」を捨てるのも良し、いろいろ落としまくって《ダークプリースト》や《神札再生》で最適解となるカードを拾うのも良し。1.3EX1では為し遂げられなかった《選ばれし者》型デッキの誕生と見て良いだろう。 



  
  この環境が始まって2週間。次のDOB更新までさらに2週間残っている。










7.終わり





  今回はブログについて云々だったり色々書いた形。2週間で書きたかった事は全部書き尽くしたかなぁ。最後になんか書こうと思ったけど特に思いつかなかったのでこれで終わり。次の更新記事はちゃんと書きます。





では