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よく分かる9月1日DOB更新






  更新が遅れて申し訳ありません。この記事を書き始めた段階で既に深夜3時を過ぎてます。もっと早く書き始めるべきだった....



  今回は前シーズン総括はしません。どうせ「Sデッキ大量増加」「全国に出てくる殆どのデッキのオリボがB以上」って感じで終わるしね。


  ちなみに前回の更新の際に閾値が変わってます、お忘れなく。



  じゃあ早速見ていこうか。





7位《破壊少女シヴァ》0pt維持


  1.4SR筆頭。「虹色ユニット」などと言われるシヴァだが、参戦から1か月が経ちついに同色の先輩たる《蝿魔王ベルゼブブ》(11位)を差し置きトップ10入り。本当にどこからでも飛んできたよねコイツ。





9位《ミューズ》0pt維持


  お前もついにトップ10入りしたか...

  既存の環境を定義し続けた1枚。後攻3CPスタート化によりタッチ採用が増えた事もありここまで躍進。





17位《パールヴァテイー》0pt維持


  黄色の後攻初手筆頭カード。当然先攻初手で出しても機能し得る。

  後攻1Tに出して《ライブオンステージ》を伏せればほぼ発動できる、呪縛付与がランダムのため加護にも刺さる、そもそもBP6000という点などVRにあるまじき性能を持っている。

  黄色3コス枠はおろか、全色の3CP帯を見てもコイツの上にいるのは《ミューズ》のみ。初手パール対策はしっかりと。





21位《純情ヴァルゴ》1pt→0pt


  まあそんなに不思議でもないんだけど、エレメント持ち系トップは当然こいつ。主に見かけたのは「アリアンロッド珍獣」に採用されているところだけど、「赤黄系」でカイムの代わりに採用されているのもよく見かけた。あと「巨人」デッキ。





26位《統制者ヴィシュヌ》1pt→0pt


  1.4SRではこいつが第2位。緑SRの中ではかの《ユグドラシル》(28位)を抜いて1位に躍り出た。

  今まで緑は「相手を直接小さくさせる手段」というのがなかったのだが、こいつの登場によりそれを得た形。隣に並ぶだろう《ユグドラシル》と合わさって相手のアタックを抑制させる。「BP戦では無敵」という緑のコンセプトが漸く戻ってきたとかなんとか。まあ僕は1.0やってなかったから分からないんだけど。





34位《天帝インドラ》1pt→0pt


  めんどくさいからもうカウントしないけどこいつも高順位。インドラ→ゴルクラのコンボも強いが、それと同じかそれ以上にPIGも強力。甘えた毘沙門を咎められる。





35位《ラミア》1pt→0pt


  無事にターンが返ってくればBP7000が完成する事を考えれば、緑系統の先攻初手筆頭は断然こいつ。当然順位は高い。





42位《ダークプリースト》4pt→0pt

57位《選ばれし者》2pt→0pt


  前季のSデッキ達の根幹となってたこのペアは当たり前のように0pt入り。それでも5月の《策略の装填》6位より低いのは「何に入れても強い」系じゃないからだろう。

  《選ばれし者》は所謂コンボ系や種族デッキには入らない。《ダークプリースト》を採用するなら基本的に黄色系デッキになるし、ましてやこいつをタッチ採用するのはちょっとキツかったと思う。

  122位には《神札再生》(4pt→1pt)も確認できる。上2つと常にセットで採用されていた訳ではなく、人によって入れたり入れなかったりしたのだろう。


  関連事項なので合わせて記述するが、


52位《パズズ》1pt→0pt

54位《ジェスタークロー》4pt→0pt

58位《奮迅のレオ》4pt→0pt

60位《司令官テイアー》2pt→0pt

70位《ゴールドクラウン》1pt→0pt

93位《ガネーシャ》4pt→0pt

103位《神域のジャンヌ》1pt維持

129位《ピエロ達の宴》4pt→1pt


  そのSデッキ群に投入されていたユニット達。どいつもこいつも順位が高い。

  さらに、

81位《亡霊を喚ぶ街》2pt→0pt

92位《夢破れし者》2pt→0pt

108位《繁栄の対価》4pt→0pt

148位《スピード違反》2pt→1pt


  Bデッキ・Sデッキを問わず色んなデッキから飛んできたトリガー・インセプ。どいつもこいつも順位が(ry  

  上の一覧も含めて若干の抜けがあるかもしれないが気にしないで欲しい。

  ちなみに《夢破れし者》は0CPのくせにインセプドローがついてるからデッキ圧縮にもなる有用インセプ。





48位《追い風》0pt維持

53位《グランドビートル》0pt維持

62位《アリアンロッド》1pt→0pt

80位《はにわ》1pt→0pt


  「アリアンロッド珍獣」パーツで今季0ptなのはこいつらかな。また後で少し触れます。





61位《創造神機ブラフマー》1pt→0pt


  1.4の青SR。1.3EXのSR陣と同じくこれで1.4のユニットSRは全て0pt。強い。

  凶悪化が止まらない除去に対する回答として用意されたのかなって今では思う盤面アド最強格。ファンガスを墓地に落としてからの「虹キャンブラフマー」とかいう犯罪ムーブが生まれてから随分と久しい気がする。





64位《空色のコルフェ》1pt→0pt


  「受けのハデス」みたいな感じのカード。後述のイシュタルとも相性が良いため「青単死壊石コントロール」系統のみならず「青単」系統なら標準搭載されていた。





67位《怪盗ZERO》1pt→0pt


  こいつの汎用性も中々高いよね。「青緑盗賊」じゃなくても緑系なら入れた方が強いだろう。第1効果が「珍獣系」にクリティカルヒットするし、第2効果も自身のデッキ回転率を上げる事ができる。そして何故か持っている固着。確固たる0pt性能。





73位《蛮勇のキャンサー》4pt→0pt


  「赤緑tキャンサー」の「キャンサー」。こいつがこれだけ高順位な事から、前季においてこのアーキタイプがどれほどいたのかが容易に分かるはず。





94位《イシュタル》2pt→0pt


  「青単死壊石コントロール」系及び「黄青イザナミ」系でも採用が見られたカード。

  「バンシーのサーチが散るからダメ」ってのが僕の考えだったんだけど、その考えを改める必要が出てきた。それこそ「挑発イザナミ」軸だったら「バンシーイシュタルロキ」で良いのだろう。ここにハデスを組み込んだとしてもウィルスの効果がハデスと噛み合うから採用のメリット>採用デメリットという事か。





  95位〜100位の《聖天使ニケ》《心眼のナギ》《ヘブンズリリー》《海鳴の精ウンディーネ》《炎鬼イフリート》《拷問官アーテー》が1pt落ちしてたらとんでもない事になってたでしょう。特に《聖天使ニケ》と《拷問官アーテー》。まあ《聖天使ニケ》に関しては既に「ニケバアル」の生息が確認されてるんだけど。





  少し足を止めよう。

  ここまで見た限りでもエラい事が起きてるわけなんだが、実際のところ「《策略の装填》環境」後のDOB更新ほどのインパクトはない。まあ5月のオリボバブル程のSデッキ環境ではなかったって事だろう。それでもSデッキが多かったのには変わりないが。

  前季はSデッキ群以外にも「アリアンロッド珍獣」「赤緑tキャンサー」が多かった。それを鑑みればS環境というよりは「全体的なDOB平均が高い環境」って感じだったのだろう。





  じゃあ話を戻します。





102位《クシナダヒメ》0pt→1pt

105位《絶望の天魔アザゼル》0pt→1pt

106位《暴虐のネビロス》0pt→1pt

109位《迷子》0pt→1pt

111位《カラスマドウ》0pt→1pt

112位《見習いシーフ》0pt→1pt

113位《総督者ネビロス》0pt→1pt

114位《ムーンセイバー》0pt→1pt

116位《スカルウォーカー》0pt→1pt

121位《リーフィア》0pt→1pt

123位《大魔導士リーナ》0pt→1pt

124位《潜在解放》0pt→1pt

128位《開眼のアヤメ》0pt→1pt

130位《勇猛なる決起》0pt→1pt

135位《暴虐王バアル》0pt→1pt
 
140位《エリートシーフ》0pt→1pt

145位《鼓舞の精ノーム》0pt→1pt

157位《闇取引》0pt→1pt


  長々と書いたけどようするに上のSデッキパーツやその他出世したカード達に押し出されたカード群。

  特に気を付けたいのは《勇猛なる決起》と《闇取引》。今後意味不明な無色伏せアタックはこいつ等が控えてる可能性が非常に高い。《暴虐のバアル》も赤系相手なら注意したい。


  逆に「ああこのカードはもう終わったんだな」って感じが否めないのは《クシナダヒメ》《絶望の天魔アザゼル》《大魔導士リーナ》《暴虐のネビロス》の4枚。

  元々「クシナダ0pt」に関しては「お前どこで使われてるんだよ」って感じだったし、かつて1.2EX時代の覇者だったらしいアザゼル・暴ネビは他の面々のカードパワーに置いていかれつつある。大リーナに至ってはその就職先である「海洋」系統・「魔導士」系統の減少が響いてる。


  まあアザゼル・暴ネビはポイント調整として使われる可能性があるが果たして...


  というかクシナダと大リーナって初めて1pt落ちしたのでは...





  面倒だから省略するけど昆虫パーツはどいつもこいつも1ptついてますね。侍も似たような状況だけど後述。





141位《巨人の集落》2pt→1pt


  前季序盤は結構「巨人」が多かったからその影響かな。221位の《アメノタヂカラオ》(2pt→1pt)もその名残。このアーキタイプは黄色系Sデッキが増えるに連れて数を減らしていった印象。





152位《相剋のジェミニ》2pt→1pt

188位《圧殺のタウロス》2pt→1pt


  「青緑盗賊」系でこいつらをタッチすると働くとかなんとか。どちらも優秀なエレメント持ち。かたや「デスクラウン内蔵実質3コスBP7000」、かたや「見習いシーフのBP5000版」。

  まあ他のエレメント持ちもそうなんだけど、いざ全国で使ってみないと強さが分からないカードだよね。新カードレビューでこいつらをボロクソにdisってた自分が恥ずかしい。





169位《キャプテン・キッド》1pt維持

172位《虹色のキャンバス》1pt維持

197位《青海のドーリス》0pt→1pt

204位《ヴォジャノーイ》0pt→1pt

213位《海底の楽園》0pt→1pt

244位《伝説の奇術師》1pt維持


  1.4導入で完全にオワコン化した「海洋」系統なんだけど、案の定順位が大幅に後退した。その辺の事情が知りたい人は前々回の記事やヤリザさんの記事を見てくれ。

  唯一《ファンガスガール》(139位:1pt維持)が順位を後退させてないのは「ブラフマー軸青単」系で採用されているから。キッドや虹キャンもまだ「青緑盗賊」で採用先がある。


  今季は適当にカードを入れていけばかつての構築でB構築が可能であるが、果たしてその構築には未来があるのか...





171位《レイニーフレイム》1pt維持


  こいつも大リーナ同様「終わったカード」なんだろう。だいたいシヴァのせい。単純に「ベルゼレイニー」と同じ事が「シヴァレイニー」でできる上、後者の方が汎用性に富む。





178位《死神のランプ》2pt→1pt


  「アリアンロッド珍獣」への対策として入れられる事が多い最近だが、同時に「黄単」系統のライブ発動も咎められる。腐らないメタカードとしては中々だろう。





179位《バブルスウルフィン》1pt維持


  まあここに来るまでずっとスルーしてたんだけど、今回の更新でスターターパックのカードがちらほら順位を上げてるんだよね。夏休みスペシャルだかなんだかのキャンペーンで貰える獣カード達も大幅に順位が上がってて、「あー新規が増えたんだなー」って感じ。

  ホームのゲーセンも初心者達で満Jになる事もそれなりに多くあったし良い兆候だろうね。





  話が逸れてしまった。





  189位《サイボーグ死兵》4pt→1pt


  前季の青系オリボ要員筆頭は多分こいつ。効果を考えれば他の色にタッチで採用しても腐らないだろうけど今季は冬眠の構え。





192位《ネクロポリス》2pt→1pt


  前季の青系の不可解な2CP残しの殆どがこいつだった。毘沙門やシヴァで吹っ飛ばしたらこいつでタナトスや蒼炎が再生されたりなど。少しランダム性が強いのがネックだが、ブラフマーやこいつと言い青は「除去に対する回答」が増えたなぁ...





201位《グリーンアント》2pt→1pt


  昆虫待望の新カードだったが今季中盤〜終盤にかけて行われたイベントもあって全国で見かける事は少なくなかった。多くもないけど。

  しかし2枚ドローだから終盤でユニットが枯渇するって問題もあるよね。その辺りの兼ね合いは「昆虫」使いじゃないから分からないんだけど。





207位《キングバクダルマン》2pt→1pt


  「先攻1T2コス3000スタートにこいつを叩きつければ犯罪でしょ」みたいな事を新カードレビューの際言った気がするが、案の定犯罪だった。

  とは言え環境的に「先攻1T2コス3000スタート」が少なくなったこの頃。大抵ラミアかカンナか軽減パール辺りが飛んでくる事を考えれば、来季の出戻りが予想される。





229位《安穏のアリエス》2pt→1pt


  「魔導士」はほぼ完全に絶滅してるから主な採用先は「赤黄」系統だっただろう。単純に3コス6000に次元干渉が付くのは破格。それだけ。





240位《突撃の合図》4pt→1pt


  「アリアンロッド珍獣」の最大得点力となり得るカードは1ptとなった。対戦相手の一瞬の隙を付いて追い風連打からのこいつで5点、シヴァOCやヴァルゴOCと合わせれば1ターンで6点取る事も不可能ではない。

  こいつや119位の《狂犬の採掘》(2pt→1pt)の順位の高さから、如何にこのアーキタイプが多かったかが分かる。前季の構築だとDかギリギリCとなり、今季もB構築にしようとしたら4ptの《キラーヴィーナス》を頼る事になるだろう。





242位《トリックメイジ》2pt→1pt

254位《アメノウズメ》2pt→1pt


  この2枚は「黄単S」での4枚目以降の進化の土台として使われたのだろう。《トリックメイジ》はデッキの性質上効果も噛み合う。





256位《フェイタルスラッシュ》4pt→1pt


  「OC特化珍獣」と「アレス珍獣」にポイント調整として採用されていた。主に使われたのは第1効果の「1ライフダメージ」。





270位《クローン生成》2pt→1pt


  2pt最下層から1pt最下層へ昇格。こいつも上述の《フェイタルスラッシュ》と同様「OC特化珍獣」と「アレス珍獣」のポイント調整枠だった。





295位《流浪の剣士サツキ》2pt→1pt


  「巨人」同様「侍」系統も前季序盤はちらほら見かけるアーキタイプだった。単純にこの2つ、前者は加護、後者は消滅効果耐性で「アリアンロッド珍獣」をメタれるからだろう。

  結局このアーキタイプも黄色系Sデッキが台頭するにつれひっそりといなくなってしまったのだが。





303位《歴戦の勇士》1pt→2pt


  こいつが2pt落ちしたのは各種ウィルス達の影響なんだろうなぁ...

  後はそもそも戦闘をせずに寝かせてライフを取る黄色系Sデッキが多かったりとか。てかこれもウィルス出してどうのこうのってデッキか。

  まあ《勇猛なる決起》《闇取引》共々対戦相手の無色伏せパンチには注意しよう。





309位《闇夜のクリスティ》1pt→2pt


  イシュタル参戦により混迷する「不死」枠争いにこいつが勝ち抜ける道理はありません。





349位《刺撃のスコーピオ》4pt→2pt


  「赤黄」系統に入れて「タイムオブプリンセス内蔵スピム」として利用しているのが対面に何回か来たかな。後は「忍者」デッキくらいか。





358位《巨獣の威嚇》4pt→2pt


  流石に0CPでBP+5000は許されないのだろう。こいつに関しては使われた事が一回も無いのでなんと説明すれば良いか分からない...





373位《時の圧縮》2pt維持


  黄色系Sデッキのジョーカーが明天凶殺なると同時に採用されていたのだが、流石に採用され始めが遅かったようです。




378位《アンチ・トリガー》4pt→2pt


  まだJ2だった前季初日、「海洋tミューズ」使ってたらこいつを撃たれて虹キャンと楽園を消滅させられました。それも2人に。

  まあそれは置いておくとして、魔法石っていう虹色トリガーが存在する都合上こいつのピン積みは悪くない。しかし結局前季は消滅したカードを引っ張る異次元ユニットが環境を定義してたから、初日以降は一切見なかった。ランク帯による構築の違いもあるけど環境が環境だったという事だろう。





401位《黄金蝶の少女》4pt→2pt

419位《レッドシーサー》4pt→2pt


  このギミック使ってたエージェントいたんだ......と思ったのだが、こいつらの集計ポイントは100pt前後。2pt/4ptのボーダーが58ptだから、実際のところ殆ど変わらないように思える。

  まあそれでも40pt以上多く使われてたのは事実。もっとも、ptの算出がどのように行われているのかが不明なので、具体的にどれ程使われていたのかは甚だ疑問ではある。





  もうこれといって記述すべき点もないし4pt入りした有用なカード(主観)を画像でお届け。





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  赤は《ダーティークロー》《ニードラ》、黄色は《キラーヴィーナス》《ストラグナー》、青は《キャタピワラシ》《イエティ》辺りが注目株かな。

  それらに対して緑がやたら豊作で、「緑系3コスDOB要員」である《ローグソルジャー》《義勇馬エニフ》《ゴッドフィスト》の全てが4pt入り。まあ使うんだったら《ローグソルジャー》かな。


  こうしてみるとDOB要員は1.4導入前の光景そのものだよね。単純に前季は新カード達が4pt枠を占拠して、今季はその殆どが上のポイント帯に行ってしまったからなんだけど。


  で、気付いてる人も多いだろうしさっきちらっと言ったんだけど、どう考えても「ニケバアル」が出てくるよね。

  流石に今の環境で「ニケバアル」を握るには勇気がいると思うが.......とにかく相手のキャラがピンクだったら注意しよう。





  今回はこんなところで終わります。


  次の記事の予定はまだ決まってないので暫くROM専やります。




  では。